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リノベ経験者ならではのこだわり。広いキッチンをメインに、間取りは妥協せず。

物件概要

家族構成 1人暮らし
築年数 20年
間取り 2LDK→1LDK
専有面積 約58㎡
工事費総額 約750万円
種類 購入してリノベーション

東京都港区 I様

2回目のリノベーション。テーマは落ち着きある木の温もり

「リノベーションは2回目です。前の家はキッチンを家の中心にして、各部屋をテーマカラーで彩りました。気に入っていましたが、築年数を考えると長くは暮らせない物件だったので、もっと築年数の浅い物件を購入して再びリノベーションに挑みました。
今回は木の温もりがテーマです。年齢を重ねてきて、落ち着いた空間での生活を大切にしたいと思いました」と微笑むI様。
2回目だけあって、強くこだわるポイントと、まったくこだわらないポイントがあったそう。

メインは、みんなと料理を楽しむ明るく広いキッチン

まず、間取りにはとことんこだわった。
料理好きのI様。休日には自宅で友人やその子供たちとパンを焼く。そのため、キッチンは広くオープンでなくてはいけない。そこで、窓際の明るいスペースにオープンキッチンを配置した。
 

「前回のリノベーションで配管も動かせることを知っていたので、キッチンをどこまで動かせるか随分詰めました。かなり注文の多い客だったと思います(笑)。でもおかげで洋室だった部分をキッチンに変更し、たっぷりの収納を確保して、料理中の導線も抜群の大きなキッチンを実現できました」 

 また、キッチンや洗面所の床には塩ビタイルを使用。タイルのデザインで木のような温もりは保ちつつ、コストを抑えた。
「予算的にも塩ビタイルは安く済みますが、素足でも温もりを感じられるようにという気持ちもあって塩ビタイルを選びました。
本物のタイルやフローリングより手入れが楽ですし、こんなに使い勝手がいいなら寝室やクローゼットも塩ビタイルにして、家のメインであるリビングのフローリングにもっと予算を回しても良かったかもしれませんね」と笑う。
 

各部屋の壁にアクセントをつけて

リビングの壁は特に木の温もりにあふれ、家全体のイメージを作っている。白く塗った厚さの異なる合板が組まれ、表面の凹凸や木の節目がまるでログハウスのようだ。
「ここは特にこだわらず、建築士さんの提案をそのまま受け入れました。色を塗らないことも考えましたが、提案通りに白く塗ったことで周囲の壁紙との馴染みも良くなりました」 

ほかの部屋の壁も、それぞれに異なるアクセントカラーが塗られ、とても印象的だ。玄関や洗面所はブルー。このブルーは、リビングのドアの色に合わせたそう。
「インテリックス空間設計のモデルルームで見たドアが素敵だったので、それにします!と決めました。統一感を出すために壁も同じような色に。
寝室のブルーは、インテリアショップの展示スペースに使われていた壁を真似しました。深海のように濃いブルーの壁は、質の良い睡眠を得るためにもいいらしいですよ」
 

パターンオーダー感覚で、コストを抑えて希望通りに

I様は新築物件に暮らした経験もあるそう。
でもリノベーションを2回経験した今、もう新築物件を購入することはないと言い切る。

「中古物件は、リノベーションをすることで物件の価値が上がります。自分が暮らしやすいように直して価値も上がるんですから、こんなに楽しいことはありません。

今回、インテリックス空間設計にお願いして良かったと思うのは、打ち合わせのついでにモデルルームを見られたことです。自分でメーカーのショールームを、型番をチェックしながら何件も見て歩く必要がないので、とても楽でした。
モデルルームでドアやキッチン、トイレなどを選ぶのは、スーツのパターンオーダーと同じような感覚でした。フルオーダーは高額になり手間もかかりますが、選択肢が絞られているパターンオーダーなら、コストは抑えつつ思い通りのものを作れます」 

 前回よりも煩雑な作業が減り、仕事をしながらでもスムーズにプランを決められたとI様。他社でリノベーションを行った経験のあるI様だからこそ、感じたことかもしれない。 

購入の時は立地に、プランを決める時は間取りにこだわって

「これは受け売りですが、家の中はいくらでも変えられるけれど、眺望と立地は変えられません。間取りも変更できるんですから、購入する時には内装を気にする必要はありません。
そしていざプランを決める時は、壁紙や設備よりも、間取りにとことんこだわった方がいいと思います。壁紙などは後でいくらでも変えられますが、間取りは一度作ってしまうとなかなか変更できませんから」

カーテンやソファーのカバー、壁に掛かったファブリックパネルなどはI様の手作り。手作業が得意でDIYを楽しむI様。まだまだ直したい部分、手を入れたいところがあるそうで、これからこの部屋にさらに加えていくアレンジの予定を、楽しそうに話してくれた。 

BEFORE

AFTER

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