PLUS TALK -リノベと協働-

異業種からのチャレンジ組が語る、
地方店営業の「やりがい」って?

最初の「壁」も同じだった

永広:
二人とも買取再販物件の営業ですが、私が福岡店で坂井さんが仙台店なので、顔を合わせる機会はレア(笑)。
坂井:
営業拠点は全国に9か所。それぞれが受け持つ地域で動いていますからね。でも、私たちは異業種からの転職だったり、入社タイミングが比較的近かったり、共通点が多いんですよね。
永広:
そうそう。私は元アパレル。路面店で接客販売していた頃はロン毛でひげ生やしてた。
坂井:
想像がつかない(笑)。
永広:
外見はだいぶ変わりましたが、アパレルも買取再販も根本的な部分は共通していますね。洋服って世の中にあふれているから、特定のブランドやお店で買う必要はない。その状況下でお客様に選んでいただくには、工夫が必要。
坂井:
わかります! 入社してすぐの頃、「とりあえず」で仲介業者様を訪問していましたが、何も工夫してないから相手の記憶に残れない。当然、査定依頼も来ませんでした。
永広:
ぶち当たる壁、一緒です。だから銀行の情報とか、不動産以外のことも調べまくりましたね。それで、仲介業者様が買主様に説明しやすい形で提案してみたり。
坂井:
真剣にやった分だけ仕事につながっていくのは大きなやりがいですよね。成績はまだまだですが、今まで経験した仕事の中でもダントツに楽しいです。

「社会問題」が入社理由

永広:
もともと、配送業だったとか?
坂井:
そうです。最初は美容院で働いて、結婚でお金が必要になり自営で配送業をしてました。子どもが生まれてからは社会問題に関心が出てきて、リノベーション事業は「空き家問題解決」にも通じるな、と。
永広:
入社理由が似ています。たとえば「リースバック あんばい」は高齢者が住み慣れた家に安心して住み続けられる仕組みですよね。社会的課題の解決につながる事業が多いですし、インテリックスに将来性も感じました。
坂井:
私は高卒なので採用は厳しいかな? と思ったんですが、思い切って応募したらご縁があって。
永広:
チャレンジを歓迎してくれる企業風土ですよね。異業種からの挑戦者も多い。
坂井:
負けず嫌いの私にはぴったりでした。仕事で目標を立てて、達成できた時のアドレナリンはすごい(笑)。
永広:
地方店だと地元のつながりが強くて他社情報もよく耳にするので、「競合他社の誰々さんに負けたくない」と意識してやっている部分もありますよね。
坂井:
地方店あるあるですね。来年は仙台店を表彰台に載せたいし、個人売上げも前年超えしたいです!
永広:
私も売上げを取りたいのはもちろん、福岡店に新卒の方が入社されるので、アドバイスできるように知見を広げていきたいですね。
After Talk

忘れられない「一件目」のハナシ

永広:
入社一年目の時、訪問先の仲介業者様がたまたま同じ入社1年目の方で、「自分が最初に取り組む物件は永広さんに任せたい」と言ってくださったのを忘れられません。それ以降も物件のご相談をいただいたり、一緒に食事に行ったり、すごく仲が良いです。一緒に育ってきた感じ。
坂井:
私も自分が仕入れた物件は全部覚えていますが、最初の物件のことは忘れられないです。入社してようやく「一件目を買えるかも」というところで上司に報告して、店長の「よし、買うぞ!」の一言で周りがいっせいに動いてサポートしてくれて。本当に泣きそうになって、すごい感動しました。
永広:
買取再販は個人で完結できない仕事ですからね。私たちは営業担当ですが、設計や業務などなど、社内のサポートが不可欠。そして、お取引先の仲介業者様、買主様、売主様…といろいろな立場の方への対応があるので、関係性を構築するための人間力が重要というか。
坂井:
もともと人と話すのは好きでしたが、インテリックスで働いてコミュニケーション力は確実に上がりました。成長しているな、という実感が日々あります。