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夫婦揃ってリモートワーク可能な仕様に。都心を離れ、温もりと清潔感にこだわった家。

物件概要

家族構成 ファミリー
築年数 21年
間取り 4LDK→3LDK
専有面積 約78㎡
工事費総額 約1500万円
種類 購入してリノベーション

神奈川県横浜市 K様

都心の職場に近い賃貸住宅にお住まいだったK様。ご夫婦ともにリモートワークとなり、web会議の時間が重なることもあって、一つの部屋で二人が同時に仕事をするのが難しくなった。

「お互い落ち着いて仕事ができるスペースが必要になりました。出社は週に1~2日だけ。それなら都心の狭い賃貸よりも郊外にゆったりした家を買おうと、実家近くの街で暮らすことにしました」

間仕切りで隔てた寝室とワークスペース


必須のワークスペースは寝室の一角に設けた。その日の仕事内容に応じて、ご夫婦で交互に使用しているそう。

「空調をエアコン一台で整えたかったので、寝室の中にワークスペースを作りたいと思いました。
すると、それなら空間が繋がりながら視線が切れる肩ぐらいの間仕切り壁を置いては…と、提案されました。この間仕切り壁のおかげで、廊下から見えても抜け感がありながらベッドは隠れているので、急な来客があっても安心です」

遊び場を見守るオープンキッチン


お子様が小さいこともあり、キッチンからリビングを見渡せるオープンタイプを希望。
「このスタイリッシュなキッチンを絶対に入れたいと決めていたのですが、建築士さんにはサイズに合わせて、通路幅やドアのスペースをかなり調整してもらいました。イヤな顔ひとつせず、何度も図面を描き直してくれたのが印象に残っています」

リビング奥には、お子様がおもちゃを広げられるようにと、引き戸をつけた遊び場を用意した。
「もともと和室があったことから小上がりをイメージしていましたが、将来を考えて使い方に柔軟性を持たせては…とアドバイスをもらい、今のスタイルにしました。小上がりにはいつでもできますしね」と納得の笑顔。

思い出のデザインに仕上げた洗面室

洗面台は、かつて海外で生活をされていた時に使っていたものが気に入っていたので、当時の写真を参考に似たデザインで仕上げた。
「玄関に手洗いを置くことも考えましたが、洗面室を引き戸にして普段は開けっ放しにしています。ご時世柄、帰宅後はどこにも触れずに手を洗いに行きたいですから」と、安心の仕様に。

また、「子育てをしていると、家事の手間をどうしたら減らせるかをよく考えてしまうんです」と微笑む奥様の希望で、洗面台の壁にはキッチンパネルを使用。
飛び散った雫をサッと拭くだけでキレイになるので、掃除がとても楽になったとか。

木の温もりが家全体をほっこりと包む


キッチンがシャープな印象ながら、リビングダイニングは素材感のある無垢フローリングのおかげでほっこりとした温もりを感じさせる。
「ショールームで見た風合いが気に入って、クルミ材に決めました。足元に温かみを感じる上に、湿気を吸ってくれるのも助かります」と嬉しそうな旦那様。

そんな旦那様のご希望で、廊下の天井は板張りにしてアクセントをつけた。ここだけ天井が低いこともあり空間にメリハリがつき、来客を温かな雰囲気で出迎えるのに一役買っている。

家の中のすべてが夫婦どちらかのお気に入り


「全部自分たちで決めたので、こう暮らしたいという願いがすべて叶いました」
賃貸の頃に感じていた生活のストレスがリノベーションですっかりなくなったと嬉しそうなK様。断熱やインナーサッシを入れて家自体の機能性もアップさせたので、家で過ごす時間が多くなった今、毎日がとても快適だという。

「夫婦で意見が異なった時、折衷案を取らずにどちらかの希望を採用したのも良かったと思います。その結果“自分のこだわり”と“相手のこだわり”が詰まった、夫婦それぞれのお気に入りであふれた家になりました。
二人でお酒を飲んでは『ここがいいよねぇ』『ここは自分が選んだんだよ!いいでしょ!』など…、今でもお互いに自画自賛が止まりません」と笑った。

BEFORE

AFTER

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