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築42年のご実家を、配管や床も交換して、新築同然にリノベーション。

物件概要

家族構成 2人暮らし
築年数 42年
間取り 3LDK→2LDK
専有面積 約61㎡
工事費総額 約920万円
種類 自宅リノベーション

東京都府中市 A様

6面の窓をいかして、リビングを明るく開放的に

小学校がすぐ近くにあり、平日は子供たちの声が聞こえるというA様のお宅は、旦那様が幼少から暮らしたというご実家。数年前までご両親がお住まいになっていたそう。 

「転勤が多かったこともあり3年ほど空き家にしていました。仕事が東京に落ち着いたので、自分たちで暮らそうとリノベーションをすることに。
以前は和室が3室に縦長のリビングという間取りでした。6面あるベランダ側の窓には障子が入っていたので、この機会に窓をすべていかして、明るく開放的なリビングにしたいと思いました」
 

リビング・ダイニングの広い窓からは、旦那様の母校でもある小学校と鮮やかな緑が見える。子育てに最適な環境ですよと話すA様ご夫妻は、いずれ賃貸に出す可能性も考えて、インテリアはごくオーソドックスなものにしたそうだ。 

唯一のこだわりは、大きな収納スペース

「リノベーション雑誌も目を通しましたが、どんな風にしたらいいか正直よくわかりませんでした。
そこで普通に暮らしやすい、普通の家がいいとプランナーさんに伝えて、ダウンライトや壁紙などはインテリックス空間設計の実績を信頼してお任せしました」と穏やかに微笑むA様。
 

とは言え、収納にはこだわった様子。キッチンの収納やウォークインクローゼット、そして大きな靴箱と、収納面は実に充実している。

「プランナーさんに、我が家は靴がものすごく多いんですと何度も言いました(笑)。妻は靴が大好きで、以前暮らしていた家では靴箱に収まり切れませんでした。たくさんの靴がきれいに収まる靴箱ができて、玄関がスッキリしました」と話すのは旦那様。 一方奥様も、
「彼は、夏は登山、冬はスキーと、季節を問わず山へ行くので、登山とスキーの道具ですぐに収納が埋まってしまうんです。収納スペースはいくらあっても足りないくらい。今回のリノベーションでようやく片付きました」と笑った。 

階下を気遣った遮音フローリング

今回のリノベーションでは、配管もすべて新品に交換した。さらに床には、防音を考慮した遮音フローリングを採用している。
「マンションですから、やはり音は気になります。階下の方にご迷惑にならないように、床の防音には気を遣いました。
それから配管という見えない部分もきれいになったのは安心です。
住み始めてから修理の連絡をしたことがあるんですが、すぐに対応してくれました。アフターケアもしっかりしていると感じましたね」
 

近くに小学校があるという環境で賃貸に出す可能性も考えると、小さなお子様が暮らすこともあり得る。防音への配慮は重要になってくるだろう。 

全体はオーソドックスに。アクセントカラーもシックなものを

誰にでも受け入れられやすいオーソドックスな家作りを目指した旦那様。実は奥様は、せっかくだから少し特徴を出したいとも思われたそう。

「イメージなどをあまり考えずにお願いしたので、プランが進むうちにもう少し色みを入れてもいいかなと思うようになりました。
最初にもっと考えておけば良かったかもしれないですね。せめてこのくらいはと、リビングと寝室の壁にアクセントカラーを取り入れ、バスルームのタイルをかわいらしくしてみました」と微笑む。

リノベーションに合わせて購入したという存在感のあるテレビ台の後ろに貼られた優しいトーンの壁紙が、リビングに飾られた花々と相まって落ち着きを与えている。

アクセントカラーとひと口に言っても、シックな色みなら様々なインテリアと馴染みが良い。オーソドックスながら部屋に彩りを与える好例だ。 

実家がまるで違う住まいになる驚き

リノベーションを扱ったテレビ番組が好きというA様。
建物は年季が入っているものの、専有部分は、内装のみならず配管も新しく変えてしまえば新築とほぼ同じだから、中古物件をリノベーションするのはとてもお得だと、今回の仕上がりには大満足の様子だ。

「私はマンションにしか暮らしたことはないのですが、このマンションは管理組合もしっかりしていてとても暮らしやすいんです。築44年の物件でもお手頃な予算で新築同然になるのですから、人に薦めるなら断然、新築マンションよりも中古マンションのリノベーションですね。
我が家の場合は、慣れ親しんだ実家をリノベーションしたことで、窓から見える景色はまるで変わらないのに、家の中は新築になりました。これには不思議な驚きがありますね」と、新鮮な反応を見せてくれた。

BEFORE

AFTER

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