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先例の多い女性、手探りの男性

西本:
インテリックスは働く「先輩ママ」が多くて。私も4月に育休から復帰して、今は裏方から現場をサポートする部署で働いているところです。男性では、服部さんが初めての育休取得者ですよね?
服部:
そうですね。2021年に育児・介護休業法が改正され、2022年に「産後パパ育休」制度ができてインテリックスグループで最初の取得者です。周りが大変になるだろうな…というのはあったんですが、自分が育休を取ることで後に続きやすくなれば、という効果を狙って先陣を切ったのもあります。
西本:
私の場合、当時暑い時期を挟んでいたこともあり、早めに上長に妊娠を伝えました。体調優先で業務内容を変えていただいたり、先輩が現場に代わりに来てくれたりとたくさん協力してくださって。チームで動く法人事業部の性格もあり、スムーズにお休みに入れました。
服部:
自分も上長に育休希望を伝えたのは早かったです。出産のタイミングに合わせて担当物件のスケジュールを前倒しで決めていきましたが、買取再販の設計は一人で監理する現場も多いし、人事異動もあってギリギリまで引継ぎ先が決まらなくて。自分も会社も手探りの部分が大きかったですね。

育休相談、増えてます

服部:
息子はもうすぐ一歳。日に日に変化を感じ、子育てが楽しいです。家では離乳食作りと寝かしつけと夜泣き対応を担当中。子育てと 両立するため朝早く出勤し現場に行く回数も減らしていますが、その分フォローできるよう資料を作るなど工夫してます。
西本:
設計はお一人の中に蓄積されたノウハウが活きてくる分、会社として共有できる体制が大切ですよね。私が今いるクオリティサポート課は、まさに設計や現場の方が少しでも楽になるようなマニュアルを作っている部署なので、よく分かります。
服部:
それぞれ独自のやり方が支えになっているので、育休に限らず誰かが病気になるとスケジュールなどが崩れてしまうことがあるんですよね。もっと共有を進めていければ、業務上でもプラスになるのにな、と。
西本:
産休も育休も、会社の福利厚生は充実していますもんね。大事なのはその先、業務が行いやすい体制づくり。
服部:
男性社員から育休の相談をたびたび受けはするんですが、男性育休の件数は増えていないんです。チームによる育休の取りやすさ・取りにくさの解消だったり、引継ぎのサポートだったり。自分の体験を基にした提言をして、改善に取り組んでいきます!

AFTER TALK

働き方、バージョンアップ

西本:
仕事と子育ての両立の話がありましたが、インテリックスはテレワークが普及しているので助かります。復帰してからは事務所に毎日通うスタイルですが、頻繁に子どもが急に熱を出すことがあるので…。そういう時、テレワークに切り替えられる。もし、「なかったら」と考えると、怖いです。
服部:
私の自宅は妻の実家に近いので子育てサポートを受けやすい半面、会社からは距離があります。なので、テレワークを活用できる点は同じく心強く感じますね。
西本:
私の部署でやっているガイドやマニュアルづくりはゴールがない分、バージョンアップし続けることが大切なのですが、テレワークの選択肢がある事は働き方の「バージョンアップ」と言えるかもしれないですね!
服部:
自分の経験では、仕事を引き継ぐのも引き継がれるのもどちらも大変だったので、フルの休みじゃなくて「時短の育休」を作ると男性育休も普及するかな、と。変わっていけるのがインテリックスの強みだと思っています。