子供たちが成長した未来も考えて、空間を有効活用できるようにシンプルに仕上げた家。
物件概要
家族構成 | ファミリー |
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築年数 | 17年 |
間取り | 3LDK→3LDK |
専有面積 | 約72㎡ |
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種類 | 購入してリノベーション |
東京都北区 T様
家族が増えて手狭になり住み替えを考えたものの、お子様を転校させたくない。そんな思いから学区内で駅近の物件を探すことに。お子様のお友達が多いのも購入の決め手になったという。
お友達の家がインテリックス空間設計でリノベーションを行っていたことから、紹介を受けて相談に訪れた。
「我が家は2人の子の年齢が離れているので、同時に子供部屋が必要になる日が来るのかどうかわかりません。なので、柔軟に使えるように部屋をあえて細かくは作り込みませんでした」とT様。
間取りはほぼ変えず、それでいて扱いにくいスペースをなくして、効率的に使う工夫を施した。
将来の使い方も具体的にイメージして
今は3つの個室をそれぞれ、寝室、旦那様のワークスペース、上のお子様の子供部屋として使っている。
もし、子供部屋が2室必要になった時には、旦那様のワークスペースとなっているリビング脇の洋室を夫婦の寝室にして、デスクはダイニングに移動する予定になっている。その際はデスクの上に棚を付けられるよう、ダイニングの壁に下地処理も施した。
「数年後、子供二人にそれぞれ個室が必要になる頃の暮らしを想定して、建築士さんが家具を配置した図面を作ってくれました。柔軟に使おうとは思っていましたが、その図面のおかげで将来のイメージが具体的になって安心しました」と振り返る。
子供部屋の青いアクセントクロスは、お子様が好きな色をセレクト。決して広くない部屋にチェスト付きの学習デスクを置くため、ベッドを置くスペースに不安があったが「クローゼットをなくせばベッドが収まる」と、旦那様がひらめいたとか。
必要最低限でも集中できるワークスペース
夫婦ともに家で仕事をすることがあるというT様。以前奥様はリビングで仕事をしていたが、静かな環境でweb会議をしにくいことや、仕事道具をいちいち片付けないといけないことが辛かったという。
「駅にあるボックス型の個室ブースのように狭くてもいいから、私もワークスペースが欲しいと希望したら、建築士さんが納戸を作り変える案を考えてくれました。デスクと本棚を作り、おこもり感が心地良いスペースになりました」と奥様。
ドアを閉めれば、お子様がリビングでお友達と遊んでいても気にせずに集中できるそう。
将来ワークスペースが不要になったら、デスクを棚にして納戸として使うことも考えているとか。
「今も急な来客の時には、ここに荷物をササッと放り込んでいますけどね」と笑う。
物を捨てなくても、スペースはスッキリ
フラットなオープンキッチンに憧れたが、いつも作業台をキレイに整えるのは大変なので手元が隠れるカウンター付きの対面式に。
「私が物を捨てられないことをわかっている夫が、絶対に吊り戸棚は必要になると言ってくれました。対面式キッチンは、リビングで遊ぶ子供の様子は見られるので満足です」
さらに、収納に困っていたというマンガや小説のため、キッチンカウンターの下に本棚を作った。冊数を数えて長さを計算したので、十分なスペースを確保できたとか。
「デッドスペースをなくしたくて、できるだけ引き戸にしました。また、クローゼットやパントリーは目隠しできれば十分なので、扉をなくしてカーテンにしました」と旦那様。
パントリーには食品のほか日用品がたっぷりと収まり、引っ越してもあまり物を捨てなかったという奥様もニッコリだ。
インナーサッシのおかげで冬でもエアコンいらず
北側にある個室は結露がひどくなると思い、インナーサッシを入れることに。南向きのリビングは日当たりがいいので結露の不安はないが、補助金が使えることもあり、すべての窓に入れることにした。
「冬でも晴れた日は室温が20℃くらいあるんです。朝寒くて起きられないなんてことはありません」と旦那様が言うと、
奥様は、
「以前住んでいた家よりも広くなったのに、電気代は安くなりました。すべての窓にインナーサッシを入れて、本当に良かったです」と続ける。
リビングダイニングと続きの洋室にはバーチカルブラインドを。これもまた、スペースをできるだけ有効にスッキリと使いたいからだとか。
「いつかこの洋室が夫婦の寝室になったら、窓際にベッドを置く予定です。その時にもバーチカルブラインドの方が邪魔にならないので」と、将来を見据えての選択となった。
今と未来の暮らし方を考えたリノベーション
間取りはほぼ変更することなく、残せるものは残してコストを節約したT様のリノベーション。
「間取りへの具体的な希望はありませんでしたが、こんな暮らしをしたいという生活スタイルのイメージをまとめました。そうしたら建築士さんはこちらの意図を組んだ提案をしてくれて、時系列プランもみせてくれたので、納得いくプランになりました」とうれしそう。
プランが進む中で迷ったこともあったが、建築士と対話することでまとまったと振り返る。
「私たちは家族で、今はこんな暮らしをしたいし、将来はこんな暮らしになるかもしれないなどの話をしたからこそ、今の家が完成したと思います。
全体的にキレイにスッキリとして、今も快適ですが、まだどうなるかわからない未来も安心して迎えられる家になりました」と嬉しそうだった。
BEFORE

AFTER
