幼い子供たちの情操教育のベースにもなる、快適な家を目指した部分リノベーション。
物件概要
家族構成 | ファミリー |
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築年数 | 10年 |
間取り | 3LDK→3LDK |
専有面積 | 約72㎡ |
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工事費総額 | 約500万円 |
種類 | 購入してリノベーション |
東京都江東区 T様
出産後は物件探しどころではないと、二人目のお子様を妊娠中に、住み替えを決意されたT様。子育て世帯が多いエリアに日当たりのいい南向きの家を見つけて、部分リノベーションすることにした。
「リノベーションも、購入のタイミングでしないとなかなか踏み切れなくなると思いました。でも築年数の割にはキレイだったので、予算とのバランスを見て既存設備を最大限活用しました」とT様。
「子供たちが様々な感覚を身につけていく大切な時期に、快適な家でのびのび育てたいと思ったのもリノベーションをした理由です。思い出に残る家になるので、より素敵な記憶にしてあげたいと思いました」と、じゃれ合う小さな姉妹を見守りながら話してくれた。
既存のエコカラットをいかした美しいリビング
リビングに使われているエコカラットは、もともとあったもの。
「エコカラットがとても上品な雰囲気なので、コストをかけずにそのままいかしたいと思いました」と振り返る。
インテリックス空間設計の事例で見た、エコカラットとテレビボード、そしてそこに灯る間接照明が美しいリビングを参考にテレビボードを新設した。
「リビングに収納がほしくて作ったテレビボードですが、お雛様やクリスマスツリーを飾る場所も確保したかったので、壁の幅いっぱいの大きさにしました」
将来、お子様たちにはリビング学習をしてほしいと考えているT様。季節の飾りに彩られた日差しが心地いいリビングで、二人が並んで教科書を広げる日が待ち遠しい。
暮らしてからわかることを事前に提案
キッチンのシンクなどはキレイに使われていたが、汚れが気になった食洗機だけは交換した。さらに収納量が足りないと感じたので、カップボードと吊り戸棚を設けることに。
「カップボードには何を置きますか?とプランナーさんが聞いてくれました。
使っている調理家電を挙げたら、じゃあここにコンセントを増やしましょうと細やかな提案をしてくれて感激しました」と微笑む。
収納が小さい、汚れが気になるなど、見てわかるところは判断ができたものの、実際の暮らし方までは目がいかなかったというT様。
「コンセントのような、暮らして使ってみないとわからないところまで細やかに考えてくれたことに驚きました。でも、そこまで予想してくれたからこその満足感が、今ここにあるんだなと思います」
子育て家庭に人気の設備を取り入れて
水回りでも特に使用感が気になったトイレとユニットバスは設備を交換。トイレはグレーのクロスと黒いアイアンの棚でシックな雰囲気に仕上げた。
「もう少し大胆に遊んでもいいかなと思いましたが、落ち着ける空間になりました」
トイレはお子様に手洗い習慣をつけてもらうため、手洗い器を設置したかったが、トイレのスペース的に難しかったとか。
「プランナーさんが、子供がいる家でよく使われているという、水はねがしにくい深ひろボウルのタンクトイレを勧めてくれました。スッキリ見える割に手が洗いやすいんですよ。子供はまだ手が届きませんが」と笑う。
残す部分と合わせたからこその統一感
「クロスに目立った汚れはありませんでしたが、一新するという意味もあり、すべて変えました。子供部屋にする予定の部屋にだけ、可愛らしさを与えたくて薄いブルーのアクセントクロスを入れました」
仲良し姉妹なので、できたらいつまでも仲良く同じ部屋で眠ってほしいと未来を語る。
フローリングはワックスの艶がムラになっていたので、全体を磨いてマットな風合いに。明るい色みの無垢材が使われていた一部屋だけは張り替えた。
「家全体に統一感が出るように、既存とそっくりなフローリングを選んでもらいました」というように、まったく違和感なく廊下から個室へとフローリングが続いている。
段取りの良さと細やかな提案に信頼感
「間取りを変えない部分リノベーションでも、予算内でできることを積極的に提案してくれたので、とても心地いい暮らしが手に入りました。憧れを叶えるには何が必要で、コストはどのくらいかかるのかなどを丁寧に説明してくれ、納得しながら選べました」と笑顔のT様。
また打ち合わせ中、奥様は出産を控えて心も身体も大変な時期ではあったが、段取り良く進めることができたとか。
「迷っている時も、プランや見積もりを細やかに見せてくれたので、落ち着いて考えられたと思います。
子供がお腹にいる間が動ける時間と思ってバタバタしてしまいましたが、信頼して身を任せられました」と、赤ちゃんを抱っこして微笑んだ。
BEFORE

AFTER
