漆喰の白壁にダークブラウンのインテリアが美しい、リラックスできる落ち着いた空間。
物件概要
家族構成 | 2人暮らし |
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築年数 | 15年 |
間取り | 3LDK→2LDK |
専有面積 | 約83㎡ |
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工事費総額 | 約1060万円 |
種類 | 購入してリノベーション |
東京都台東区 N様
海外勤務をしながらの物件探しと打ち合わせ
下町情緒が残る落ち着いた通りに面したマンションにN様宅はある。
上野公園まで歩いて3分。散歩やジョギングにも楽しい。日の光がたっぷりと入る大きな窓からはスカイツリーが見える。
「内覧の時、インテリックス空間設計の方は街案内もしてくれたんですよ。
素敵なお店が多く、すっかり惚れこんでしまいました。夫婦ともに海外勤務が多いので、空港へのアクセスの良さも魅力的で、絶対ここに住みたいと思いました」
海外勤務中の旦那様がインターネットで探した物件を奥様が見学し、旦那様はスカイプで打ち合わせに参加したり、帰国時に打ち合わせをしたりした。
「工事中の写真を定期的に送ってくれたので、離れて過ごす夫も少しずつ出来上がっていく過程を見ることができて楽しかったと思います。また、細々した変更や調整も丁寧に快く受けてくれました」
模型でつかんだ具体的な完成イメージ
旦那様はDIYや模型制作が大好き。
間取りができると模型を制作して打ち合わせに臨んでいた。その結果、平面図ではわからなかった旦那様こだわりのポイントが、奥様にもイメージしやすくなった。
「立体にするとわかりやすいのですが、玄関からすぐにある寝室や書斎には日が入りません。少しでも光が入ればと室内窓を付けました。ほんのり明るく圧迫感がなくなり、この窓は本当に大正解でした。
それからスポットライトの照明は、実はインテリックス空間設計の事務所と同じものなんですよ。打ち合わせ中に気に入りまして(笑)。とても優しい明かりで落ち着きます。夜のひとときが楽しくなりました」
テーマカラーがあるから生まれた統一感
奥様がこだわったのは、空間を広く感じられるように家具をあまり置かないこと。
そのため収納スペースをしっかりと確保した。そして旦那様がこだわったことは・・・
「夫の希望で、玄関からリビングの壁は漆喰を塗りました。キッチンは掃除がしやすいようにタイルにしましたが、漆喰は呼吸して嫌な臭いも取ってくれるのでリビングに向いていますね」
落ち着いた漆喰の白壁にダークブラウンのフローリング。
スイスで買い求めたテーブルや、旦那様お手製のソファもダークブラウンで統一されている。異国情緒あふれる飾りがアクセントになり、リビングはまるでリゾートホテルのようだ。
「テーマカラーをダークブラウンと白、シルバーの3色に決めていました。
だから床やドアを選ぶのは早かったですね。キッチンカウンターは悩みましたが、すっきりしたシルバーのカウンターが欲しいと話したら、ガラスとステンレスのカウンターを提案してくれました。
プロならではのご提案にそれだ!と思いました。どうやら制作にはすごく苦労したみたいですが、最高に気に入っています」
プロの視点と技術で、配管もキレイに整備
N様の口からは「プロに相談して良かった」という言葉が何度も出た。
プロならではの視点や知識など、ご自身でもDIYをされる方だからこその驚きや喜びもあったように思う。
「夫は実家の床板を張り替えたこともあります。
でも床暖房を使うための床材やマンションの規定などは知りませんから、なるほどと思うことが多くありましたし、そんなこともできるのかということもありました。
我が家はスケルトンからリノベーションしたので、配管も見ていただきました。寝室のエアコンの配管がどういうわけかグニャグニャに曲がっていたのですが、キレイに整えてもらえて安心しました。
出来合いの家だとどこかに不満が出てくると思いますが、リノベーションなら自分で考えて、自分好みにできます。夫はまだ海外暮らしですが、今までの賃貸マンションと違い、帰国のたびに心からリラックスしているみたいですよ」