家族の趣味をメインにしたインテリアは、海風を感じる西海岸のリゾート風。

東京都台東区　Ｈ様

リフォームを考えて気軽に相談

最初は10年以上暮らしたマンションをキレイにするくらいの気持ちで、インテリックス空間設計を訪れたというＨ様。
相談のきっかけは、お隣に暮らすお母様がキッチンをリフォームしたことだった。

「母は水回りだけのリフォームでしたが、うちは収納が増えたらいいなとは思っていました。
家族一緒にサーフィンやスキーを楽しむので、とにかく物が多いんですよ。最初の相談で間取りを変えたプランと変えないプランを見せていただき、収納を増やすため、我が家は部分的に直すのではなく間取りから変えてしまおうと思いました」 

サーフボードをメインにしたインテリア

リビングに入ると、まずサーフボードが目に飛び込んでくる。これはただのインテリアではない。実際に使うボードを見せて収納しているのだ。

「ロングボードは3ｍもあるので立てて収納できず、今までは床に寝かせていたんです。
今回、壁に掛ける方法を提案してもらいました。こうしたいなと何となく思っていた形にしてくれたのでうれしかったですね。ボードを掛けたフックは、既製品だと掛かりが浅く揺れたら落ちそうなので、家具屋さんに特注で作ってもらいました。
飾りではないので取り出しやすく、いつか違うボードに替えることも考えて……と、試行錯誤を重ねましたが、ボードが入った時は感動しました」 

存在感のあるサーフボードと、それを囲む海をイメージさせるインテリア。シーリングファンが回るリビングでしばらく過ごすと、ふと波の音が聞こえてくる気がする。 

「ボードが青いので、青と白、それに家具の木の色の３色で統一しようと思いました。
プランナーさんにカリフォルニアスタイルの写真をいくつか見せたら、すぐにイメージをつかんでいただけたようで、ペンキで塗ったような白い壁や棚、マリンランプなど、いろいろと提案してくれました」 

細部は提案に乗ってスムーズに決定

プランナーの提案がイメージにぴったりだったようで、細かい部分もサンプルを見ながらスムーズに決めることができた様子のＨ様。
色みが面白いトイレの床や、キッチンや洗面所のタイルも、プランナーの提案に乗ってみたと話す。

「トイレの床のことは何も考えていませんでしたが、カラフルなフローリングはポイントになってかわいいと思いました。
タイルを使いたいとは思っていましたが、色の組み合わせはプランナーさんが決めてくれました。洗面所は青と黄が意外な組み合わせに思えましたが、家のテーマカラーに合っているので思い切って採用しました。洗練されていて、とても気に入っています」 

家族が集うリビング・ダイニングは開放的に

リビングの片隅にあるデスクは、お子様のもの。Ｈ様のお子様の希望は、リビングで勉強ができることだった。
「我が家は家族みんながリビングで過ごす時間がとても長いんです。子供は帰宅後、就寝までリビングにいますし、隣で暮らす母が一緒に食卓を囲む日もあります。
そこで、キッチンからリビング・ダイニングは広く開放的にしました」 

夏にはサーフボードが、冬にはスキー板が広げられていたというリビングも、土間という大きな収納ができた今ではいつでもスッキリと片付いている。そして家族が笑顔で集う広々としたスペースとなった。 

大変なことも楽しみながらやるのが一番

当初は部分的なリフォームを検討されていたＨ様にとって、リノベーションは選ぶべきことが多く大変だったと話す。
「ここまで大変とは思っていませんでした。でも、どれも楽しみながらできたと思います。楽しんでいると、大変なことも気にならなくなりますね。希望通りの家が出来上がってうれしいですし、暮らしていて毎日とてもいい気持ちです。
我が家のリノベーションのきっかけは母の家のリフォームでしたが、完成した我が家を見て、母もさらにリフォームをしたんですよ」と、Ｈ様は笑った。