東京都江東区 ／ エコキューブリノベーション
ウイルスや花粉、粉じんなど空気中には目に見えないたくさんの浮遊物が存在しています。空気環境に対する意識が高まりを見せる昨今、注目なのが「エコキューブ・マンション」です。その仕組みは、断熱材と二重サッシにより住居の気密・断熱性能を向上。そのうえで、高性能な換気システムを採用することにより効率的に空気を入れ替えるというもの。熱交換式第1種換気が外気を室温に近づけて取り込み、内蔵された高性能フィルターで花粉や粉じんなどを取り除いたクリーンで快適な空気を室内に巡らせます。しばらく閉め切られていた住宅に入ったときに、空気が淀んだムッとするような不快さを感じることがありますが、このマンションならそういった状況とは無縁。足を踏み入れた瞬間に、森林を渡る風のようなフレッシュな空気を感じます。温熱環境も向上するため、ヒートショック（急な温暖差）のリスクも軽減。高齢者などに危険をおよぼす、住宅内での熱中症対策にも有効です。さらに使用する電気エネルギー量も抑えられるので、エコロジーなライフスタイルが叶います。空気の質を変えることで、さらに快適で心地よく、安全に。エコキューブ・マンションは、そんな次世代のリノベーションです。
1.見えない空気の質までデザインされたLDK。2.窓上に熱交換器が設置された明るいリビング。3.収納力のあるクローゼットが用意された洋室。4.温度差が少ないため脱衣室等で起こるヒートショック予防にも◎ 5.ゆとりのある快適なバスルーム。
東京都杉並区 S様 ／ リノベーション
ナチュラルな雰囲気が心地よい、杉並区のS様邸。実はオーナーはカフェの経営者です。今回のリノベーションでは、店づくりで得たノウハウを存分に活用。コンロの下にはオーブンをビルトインしてスッキリ、かつ効率的に。キッチンカウンターは天板がステンレス製のものを採用。傷が目立たないようにするなど厨房をよく知るオーナーならではの視点が息づきます。「油で部屋が汚れないように、コンロは壁付けにしました。そのかわり、料理の下ごしらえや洗いものは家族と会話しながらできる対面式に。ダイニング側からも作業ができるので、家族4人でキッチンに立ち、いっしょにケーキをつくることもあるんですよ」と笑うSさん。コンパクトにまとめたキッチンですが、実は90㎝の通路幅を確保。ご夫婦が背中合わせで作業することもできます。見上げると、家族みんなで塗装したという板張りのリビング天井が穏やかな空間を演出。子ども部屋には大きな室内窓があり、ゆるやかに家族とのつながりを育みます。また、家族の衣服が収まったウォークスルークローゼットを抜けると、隠れ家のような書斎が登場！空間を最大限に活かしながら、リノベーションならではのこだわりをぎゅっと詰め込みました。
1.カフェですごすような寛ぎに満ちたダイニングキッチン。2.ナチュラルなインテリアが心地いいダイニングには自然と家族が集まる。3.パブリックスペースとゆるやかにつながる子ども部屋。 4.趣味のアイテムを詰め込んだ、オーナーの秘密基地。
限られた空間を有効活用。家事負担の軽減を実現！
4人家族・約68㎡の面積が手狭に感じられないよう、空間の無駄を徹底的に排除しました。キッチンの吊り戸棚は小柄な奥様でも使いやすいよう低く容量の大きいものに。家族の洋服が一カ所におさまるウォークスルークローゼットを採用することにより、収納と動線が一体化。家事負担の軽減にもつながりました。