愛犬にも人にもやさしい、回遊性のある上質空間。木目とモノトーンが調和する住まい。
物件概要
| 家族構成 | 2人暮らし |
|---|---|
| 築年数 | 17年 |
| 間取り | 3LDK→1LDK+S |
| 専有面積 | 約82㎡ |
|---|---|
| 工事費総額 | 約2800万円 |
| 種類 | 購入してリノベーション |
千葉県 K様
築18年のマンションを購入し、リノベーションを行ったK様。高層階で眺望と日当たりに恵まれた新居は、隣が公園で将来的に建物が建つ可能性が低い点も安心だったという。
数社に相談する中で、インテリックス空間設計の提案に惹かれた理由は、大きく間取りを変更しながらも奇抜さを感じさせない洗練されたデザインが好みに合ったため。とくに廊下の使い方に魅力を感じたという。
設計士やプランナーとのやり取りもスムーズで、安心して計画を進められたそうだ。
木の温もりあふれるシンプルなLDK

「自然が好き」というK様は、ウッディなインテリアを好む。
天井高270cmのLDKは、リビングと廊下の一部を躯体現しとし、開放感を高めた。白を基調にウッドパネルを多用した壁は、木目のフローリングと調和。そこにキッチンをはじめ黒をほどよく効かせ、空間を引き締めている。
「色数は抑えつつ、黒の分量を意識しています。多すぎると重くなるので、全体のバランスを見ながら取り入れました」

壁にはプロジェクターの投影を前提に凹凸のないクロスを採用し、天井までのミラーも設置した。
「筋トレやストレッチのフォームが確認できるミラーを希望し、海外のホームジム事例をもとに提案してもらいました」
アイランドキッチンは、窓外の風景とプロジェクター映像を楽しめる配置としている。
ニッチスペースはデスクコーナーに
愛犬がいることを伝えると、滑りにくい犬用フローリングをすすめられたという。広くなったリビングで安心して走り回れる環境が整ったとK様。
家具の多くは以前の住まいからの愛用品で、ヴィンテージのラグも木目とよくなじむ。照明は調光機能付きで、パネル操作により朝と夜の光を切り替えて楽しむとか。

ニッチ脇のスペースはデスクコーナーに活用。
「以前はダイニングテーブルで作業していましたが、専用デスクがあると便利です。ここでも手元灯の代わりに間接照明を取り入れています」
見せたくないものはすべて隠せる収納

キッチン奥には、3枚扉の大型収納が2つ並ぶ。
「来客時にはすべてしまえるようにしたい」との希望から、調理器具や食器、水や食料品、掃除用具などを一括収納。ダストボックスも内部に収め、生活感を抑えた設計だ。
「とにかく全部隠したかったので、満足しています」とK様は穏やかに語る。

さらに、大容量のウォークスルークローゼットを確保。両側はハンガーパイプにして、衣類を見やすく整理できる構成とした。十分な収納量に加え、回遊動線により廊下から寝室への移動もスムーズ。
「収納がまとまっていると生活空間に物を置かずに済みます。室内をいつもすっきりした状態に保てて、いいですね」
一つの部屋のように使える廊下

今回のリノベーションで、K様が特に気に入っているのが廊下だ。
単なる通路ではなく一つの部屋のように使え、立体的に連なるウッドパネルが美しい。棚については何を置くか尋ねられ、写真集など重量のある本が中心と伝えたところ、固定棚をすすめられたという。
「切り株のスツールに座って本を読む時間が好きなんです」と語るK様の表情には満足感がにじむ。

リビングドアは、ガラスの中軸回転扉を選択。
「ウッドパネルの連なりを分断せず、空間を一続きに見せるにはこの扉が最適でした。
取っ手がなく、押すだけで180度どちらにも回転するので、犬を抱いているときや荷物を持っているときにも便利です」
ガラス製の扉が光をやわらかく通し、玄関まで明るさと開放感をもたらしている。

玄関は、愛犬用のバギーを出し入れできる広さを確保した。床から天井まで使えるシューズクロークを設け、収納量を確保している。
「バギーもクローク内に収まるようになり、玄関まわりがすっきりしました」
床と壁には同じタイルを採用し、空間に広がりが感じられる。
ヒートショックの心配が少ない設計

寝室にもウッドパネルと間接照明を取り入れ、ぐっすり眠れる環境を整えた。
冬の温熱環境も意識し、寒い場所を作りたくなかったので、洗面・浴室を寝室とつながる設計にして温度差を少なくしている。

「将来を見据え、ヒートショックのリスクを減らしたかったんです。寝室に置いた小さなオイルヒーターだけで、一帯が暖かくなります」
北側の寝室の窓は二重サッシにして断熱性を向上したが、リビングのある南側は眺望を優先したとか。
「北側は寒さと結露に備えて二重サッシにし、南側も検討しましたが、大きな窓なので中心に柱が必要になると聞き、眺望を損ねるため見送りました。
でも日当たりがよいため、冬もエアコンはほとんど使わずオイルヒーターだけで、床暖房も不要でした」
丸いミラーが印象的な洗面スペース
洗面やトイレには黒のパネルを取り入れ、白基調の空間にほどよいアクセントを添えた。洗面では、丸いミラーと照明がやわらかな雰囲気を演出する。

「このミラーは事例を見て気に入り採用しました。丸い照明も合わせるとかわいいと思って選びました」
トイレは調光可能な間接照明で落ち着いた空間に。背面には収納を設け、ペーパー類を隠すことで見た目もすっきり整えている。
暮らし方を具体的にイメージすることが大事
リノベーションを振り返って、K様は「自分の好みを遠慮せず伝えることが大切だと思います」と語る。一方で、可動棚のように後から調整できる余地を残すことで、将来にわたって使いやすい住まいになるという。
また、暮らし方を具体的にイメージしてから相談することの重要性も指摘する。家具配置や収納計画をあらかじめ想定しておくことで、全体の設計はよりスムーズに進むそうだ。

ゆとりある空間に暮らしやすさを実現するアイディアを取り入れたK様の住まいは、生活動線が滑らかで回遊性にも優れている。愛犬とともにくつろぐ穏やかな姿からは、日々を心地よく重ねている様子が自然と伝わってきた。
BEFORE

AFTER
























