神奈川県横浜市 K様 ／ 中古マンション＋リノベ
働き方が変わり、出社は週に1～2日だけ。夫婦ともに落ち着いて仕事ができるスペースが家のなかに必要になりました」と話すKさんご夫婦。都心の賃貸からの転居を決め、ゆとりある空間が確保できる郊外の中古マンションを購入しリノベーションがスタートしました。必須であったワークスペースは寝室の一角に。その日の仕事内容に応じて、ご夫婦で交互に使用しているそうです。「建築士さんには、『空間が繋がりながら視線が切れる肩ぐらいの間仕切り壁を置いては？』と、提案されました。この間仕切り壁のおかげで、廊下から見えても抜け感がありながらベッドは隠れているので、急な来客があっても安心です」とプランニングにもご納得。また、お子様が小さいこともあり、キッチンはリビングを見渡せるオープンタイプを希望していました。「憧れていてたスタイリッシュなキッチンを採用したいと思っていたのですが、建築士さんにはサイズに合わせて、通路幅やドアのスペースを調整してもらいました。イヤな顔ひとつせず、何度も図面を描き直してくれたのが印象に残っています」。さらに断熱やインナーサッシを入れて家自体の機能性もアップ！家で過ごす時間が多くなった昨今、「毎日がとても快適です」と満足そうにお話してくれました。
1.オープンスタイルのキッチンからは家全体を見渡せる。床材はクルミ材の無垢フローリング。2.ワークスペースと寝室を緩やかに区切る間仕切り壁。3.寝室の一角に設けた快適なワークスペース。空調も一台でまかなえる。4.団らんを育むダイニング。断熱性能も上がり快適さもぐっと向上。 5.和室だったスペースは楽しいキッズスペースに。
東京都港区 ／ リノベーションマンション
都内の高級住宅街としても知られる港区・白金エリア。なかでも高台エリアにある白金台は、住宅街でありながら有名美術館や庭園、ホテルなどが充実しているのが特徴です。今回リノベーションによって生まれ変わったのは、そんな白金台に建つ平成10年（1998年）築の中古マンション。専有面積は約55.55㎡というコンパクトな2LDKですが、使い勝手を満たしながら各所のサイズをミニマムにまとめ上げた「最小寸法」の活用によって、ゆとりある居住空間を実現しました。朝日が心地よく差し込む東向きのバルコニー。LDKはゆとりある約13.2帖を確保し、家族団らんのシーンを描きます。天井はブラウンの木目調、床はホワイトの木目調とツートンカラーで構成された温もりに満ちたインテリアも見どころ。洋室は約5.5帖と約4.0帖をご用意。子ども部屋として、テレワーク用の書斎として多様なライフシーンに対応します。また玄関から廊下まで延びる大容量の収納もうれしいポイント。ウォークインクローゼットも用意されており、かさばる荷物をしっかりと納めることができます。その木目調の建具を間接照明がほどよく照らし、ホテルライクな落ち着きを演出。このエリアにふさわしい上質なライフシーンを叶えるリノベーションマンションが完成しました。
1.明るい陽射しが差し込むLDK。ナチュラルな木目調のインテリアが上質感を演出。2.リビングにペンダント照明を設置してもバランスがよくなるよう考慮しダウンライトを配置。3.玄関から廊下まで続く大型収納を間接照明がほどよく照らす。4.食洗機も完備した機能的なキッチン。
目指したのは、しっとりとした上質感
白金エリアの閑静な住宅街に建つマンションのため、しっとりした上質感のある内装デザインを心がけました。ダウンライトの配置や照度にまでこだわり、ここに住まう人にふさわしい住まいを完成させることができたと思います。
担当者服部竜雄（インテリックス空間設計 渋谷店）
将来的に可変性を持たせたキッズスペース
もともと和室があったリビング奥の空間をキッズスペースに変更。子どもが大きくなったら個室にもでき、さらに子どもが独立したら小上がりをつくることも可能。将来を考えて使い方に柔軟性を持たせました。
担当者多田あずさ（インテリックス空間設計 青山店）