新婚旅行で訪れたギリシャをイメージした家。 求めたのは心地良い開放感。

東京都調布市　Ｋ様

インテリックスが手掛けた友人宅を気に入って

白い塗り壁に、淡いブルーのアクセントカラーが爽やかな印象のＫ様のお宅。
新築物件も検討したそうだが、条件に合う物件はどこも内装がややシャープで、雰囲気がご夫婦の好みに合わなかったとか。 

「友人がインテリックス空間設計でリノベーションをしたんです。その家を見て、うちもここにお願いしようと決めました。実際相談に出向くと、物件の購入からリノベーション、アフターケアまでワンストップでできると知り、すべてお任せすることにしたんです」 

大きな窓からは光がたっぷりと入り、キッチンに立つと目の前には並木道が伸びる。近隣は低層住宅が多く見晴らしがとてもいい。子育てにふさわしい地域環境も購入の決め手となった。 

天井をあげてより高く開放的に

「見晴らしの良さとともに、のびのび過ごせそうな天井の高さと、リビング・ダイニングを広く取ったリノベーション後の間取りをイメージしやすかったところが気に入りました」 

リノベーションにあたり、Ｋ様は開放感にとことんこだわった。
足を踏み入れた瞬間に抜けるような広さを感じるリビング・ダイニングは、壁で隔てることなく旦那様のワークスペースへとつながる。開閉できる壁・扉をつけることも検討したが、想定以上にコストがかかることもあり、天井や壁の色で雰囲気に変化をつけるのにとどめて広さを生かすことにした。さらに、そもそも高めだった天井をさらに高くしたという。

「アットホームな雰囲気を大事にしたくて配管をむき出しにするのはやめましたが、天井も塗り調のクロスで仕上げました。数センチのことですが、開放感はさらに増したと思います」 

圧迫感のある壁を減らして、さらに広々と

開放感を求めた工夫は寝室にも見られる。
寝室の脇に作られたウォークインクローゼットの壁を、天井に満たない高さにした。こうすることでクローゼットも寝室の一部となり、ベッドに横になった時にグッと広さを感じるのだ。 

「最初は白い壁を天井までつけるつもりでしたが、私たちがこだわった開放感を出すために、壁は天井に届かない高さに。さらに、寝室にアクセントとなる木目の壁を配置したかっこいい写真を雑誌で見て、建築士さんに伝えるとすぐにイメージ通りの木の壁に変更となりました。気になるところを少し伝えると、思いを反映させたプランをすぐに出してくれるという実感がありました」 

何枚ものイメージ画をもとに、じっくり検討

ワークスペースは旦那様、キッチンは奥様と、お互いの分担を決めて口を出し合わずにプランを作っていったというＫ様ご夫妻だが、基本的なイメージを共有していたため見事な統一感が取れている。それは、新婚旅行で訪れたギリシャの風景だそう。

「テーマカラーは、ギリシャで見た白と青。
洗面所やトイレに配したタイルも、青くてかわいいタイルを探し歩きました。ステンドグラスが入った白いドアは、ネットショップで見つけたものです。自分で探すことで、素敵なドアをリーズナブルに付けることができました」 

一番決めかねたのは、リビングのアクセントとなるブルーの壁だ。どこを青くするか、そしてどんな青にするのかはギリギリまで迷ったそう。
「イメージ画を何パターンも作ってもらい検討しました。でもやはり、部屋の雰囲気を見ないと決められなくて……。
最終的には、施工中の部屋に大判サンプルを持ち込んで、実際の日差しを当てて決めました。
キッチンカウンターの下はタイルを予定していましたが、こちらもイメージ画を見て印象が違うと思い、急遽ナチュラルな木に変更してもらいました」 

ワンストップならではの安心感

リノベーションにまつわる何もかもが初めての経験だったが、当初思っていた以上にイメージ通りの仕上がりになったとうれしそうに話すＫ様。物件探しからアフターケアまで1カ所でできることで、納期、予算などすべてにおいて安心して任せられたという。 

「様々な工程の連絡先が一カ所で済むというのが何よりありがたかったです。誰に相談しても要望がきちんと伝わり、チームでしっかり情報共有されていると感じられたのも安心でした。
ローンを組むのも初めてのことで戸惑いましたが、丁寧にフォローしてくれて助かりました。賃貸マンションの更新時期が迫っていたため、新居の納期は延ばせない状態でしたが、コストも納期も要望にピタリとはまったのは、すべてをインテリックス空間設計でできたからだと思います。
気になることがあればその都度伝え、ずいぶん言いたい放題だったような気もしますが、そのたびに気持ちをくみ取ってくれたので、おかげさまでまったく妥協のない大満足の家になりました」