リノベーション事例|人も猫も心地よく!メゾネットの立体空間を生かした、家族の居場所が広がる住まい。 | インテリックス空間設計 | リノベーション
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人も猫も心地よく!メゾネットの立体空間を生かした、家族の居場所が広がる住まい。

物件概要

家族構成 ファミリー
築年数 24年
間取り 3LDK+S→4LDK+S
専有面積 約97㎡
種類 自宅リノベーション

東京都品川区 A様

およそ10年前に移り住んだメゾネットタイプのマンションで暮らすA様ご家族。
お子様の成長やライフスタイルの変化により、小さな不便を感じる場面が増え、マンションが築25年を迎えることも重なりリノベーションを決意した。
「大きな目的は、娘の部屋をつくることでした。家族みんなが落ち着ける居場所を持ちたいと考えたんです」と旦那様は振り返る。

奥様はリノベーション雑誌から会社を探し、相談を重ねるなかでインテリックス空間設計に依頼。選んだ決め手は、建築士の資格を持つ旦那様が持参した間取り案に対して、細部の寸法まで確認しながら実現性を検討してくれたことだという。

人と猫が共生するための動線設計


A様ご家族の大切な一員である二匹のきょうだい猫のために、ネコトンネルですべての部屋をつなげた。
天井高のあるメゾネット物件なので、キッチンの吊り戸棚やレンジフードを取り付けるために“ひさし”のような下がり天井ができてしまい、上部がデットスペースとなってしまう。
このスペースを高いところが好きな猫のための遊び場に活用できないかと、愛猫が家全体を歩けるルートを検討していったという。

リビングダイニングの階段を上った先には、床から1mほどの高さにネコトンネルがある。ここにDIYが得意な旦那様が、愛猫が登りやすいようにステップを取り付け、そこからキッチン上のひさしを通って子ども部屋、さらに寝室へと続く。

寝室やリビングドア、トイレや洗面室の扉はキャットドア付きにしたので、愛猫たちが部屋中をぐるぐると散歩できる回遊動線を実現した。
二匹の愛猫たちは少しずつネコトンネルに慣れてきており、その冒険エリアが広がっていく様子を家族みんなで見守っているそう。

ネコトイレは、トイレの一角にスペースを確保。デジタルトイレであるため、すぐそばに電源を新設した。また、洗面台にも給水器用の電源を新設し、以前は延長コードで対応していた不便さも解消された。
「コンセントが多くて困ることはありません。後から増やすのは大変ですから、これからリノベーションする方は、迷ったら増やすことをおすすめします」

吹き抜けを上下に分けて子ども部屋を確保


今回のリノベーションで大きなテーマとなったのが子ども部屋。
吹き抜けだった空間を上下に分け、上を子ども部屋のロフトスペース、下を奥様のワークスペースにすることで、使い勝手のよい間取りへと生まれ変わった。
ロフトスペースは二段ベッドの上段のような「こもり場」で、壁際に腰かけて本を読んだり、寝転んだりと、お気に入りの場所になっているそうだ。
「個室ができて、娘が友だちをよく連れてくるようになりました」と旦那様も嬉しそう。

子ども部屋には二つの室内窓があり、リビングと奥様のワークスペースにつながっている。家族が別々の空間にいながらも、程よく気配が伝わる仕掛けだ。
「娘と室内窓越しに学校のプリントを受け渡したり、連絡窓口にもなっています」と奥様。

リノベ後も残した大切な防音室

旦那様の趣味であるトランペット演奏のための防音室。入居時にも導入したが、今回のリノベーションでも「必ず残したい空間」だったとか。
「娘の部屋もつくりたいですし、私にとって聖域のような防音室も残したかったので、建築士の方にアイディアをいただきながら両方を実現できる方法を探りました」

子ども部屋を確保するため防音室はひと回りコンパクトにしたが、旦那様は以前と変わらず毎日トランペットを楽しんでいる。家の中に音楽に没頭できる場所があることは、旦那様にとって何よりの喜びだ。
なお、練習中、愛猫が窓の向こうを通る瞬間はまだ訪れず…。「いつか顔を出してくれたら嬉しいですね」と旦那様は笑う。

インナーサッシと電動のロールスクリーンで一年中快適に

家族の悩みだったのが、午後の強い日差しと断熱性の低さ。タワーマンションで大きなガラスの窓なので、エアコンをフル稼働しても夏は蒸し暑く、冬は窓から冷気が入ってくるため、すべての窓にインナーサッシを導入した。
「真冬でも床暖房だけで過ごせましたし、ひどかった結露もなくなりました。
断熱は暮らしの質を左右するので、しっかり対策してよかったです」とご夫婦。

ロールスクリーンを電動にしたことも、温熱環境の快適さを上げている。
「ボタンひとつで操作できるので楽ですね。以前は手動だったので上げ下げも大変でした。日差しが強いこともあり、実は閉めたままのことが多かったんです」と笑う。

さらに、窓下にはリビングを囲むように収納を設置し、窓まわりに置かれていた物が収まったことで見通しもよくなったそう。
インナーサッシと外窓の間のスペースは写真や小物を飾るインテリアコーナーにもなり、「屋外のような空間なのでグリーンも置きたいですね」と奥様の楽しみも広がっている。

デッドスペースの活用と造り付け家具で収納力アップ

一般的なマンションでは床下収納を設けるのが難しいが、上下階に分かれたメゾネットなら、収納スペースを確保しやすい。
今回のリノベーションでは、その利点を生かし、もともとあった二つの床下収納の奥行きを広げて容量を増やした。さらに、階段を移動したことでできた床下のデッドスペースはパントリーに。キッチン脇に位置するため、調理道具や日用品などをしまうストックスペースとして重宝している。

「リビングダイニングの窓下収納もそうですが、家の各所に造り付け収納をつくっていただいたことで、表に出る家具が少なくなり、空間にゆとりが生まれました」

広く開放的になったリビングに家族が集まる


お子様の部屋をつくり、愛猫の遊び場が増えたのに、以前よりも広く開放的に感じるというA様ご夫婦。
インナーサッシを設けたことで、夏の暑さ、冬の寒さが部屋の中でダイレクトに伝わっていた熱がやわらぎ、人間にとっても猫にとっても快適な部屋になったようだ。断熱性能も上がって快適となったリビングで、家族でゲームをする時間が今の楽しみだとか。

家族それぞれに居場所をつくり、居心地のよいリビングにみんなが自然と集まってくる住まいが理想だったが、
「インテリックス空間設計のみなさんが、細部に至るまで私たちの要望に寄り添ってくれたおかげで理想の暮らしが実現できました。その提案力と、丁寧なコミュニケーションが印象的でした」とほほ笑んだ。

BEFORE

AFTER

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