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雰囲気を大切にした家で、夫婦二人これからの暮らしは、愛犬との楽しい時間を第一に。

物件概要

家族構成 2人暮らし
築年数 23年
間取り 3LDK→2LDK+S
専有面積 約84㎡
工事費総額 約2380万円
種類 自宅リノベーション

東京都中野区 T様

お子様が独立されてから子供部屋が物置になってしまっていたというT様。
愛犬のために家のあちこちに置いたペットフェンスをまたいで歩くなど、犬との暮らしにも不都合が多かったとか。
そこでご夫婦のこれからの生活、そして何よりも2匹の愛犬との暮らしをメインに考え、リノベーションをすることにした。

「インテリックス空間設計の事例の中に、犬と暮らす家がいくつかあったので相談してみました。プランナーさんが堅苦しくなく、リラックスして話しやすい人というのが最初の印象ですね」と旦那様が振り返ると、奥様が
「事例に遊び心が感じられました。これがあると楽しい、そんな要素がある家を作れそうと思いました」と続ける。

リビングの一角を愛犬のためのスペースに

愛犬が走り回るリビングダイニングのフローリングはペット用をセレクト。ゲートを造作して、キッチンと廊下には愛犬が行けないように配慮した。
「洗剤などが置いてある水回りに愛犬が入ってほしくないので、人と愛犬の動線をしっかりと分けたいと話し、開け閉めできるペット用のゲートをつけてもらいました」
軽いタッチで内側に開閉するので、犬は出られないが人には扱いやすい。

台形になっている窓際は使いづらかったので、フローリングで空間を直角にカット。台形部分にはタイルを張り、愛犬スペースにした。
「リビングにタイルを使う発想がなかったので提案には驚きましたが、汚れても手入れが楽になりました」と微笑む奥様。
また、奥様は趣味の大正琴の出し入れを手間に感じていたので、大正琴専用のデスクを作った。いつでも気軽に触れるようになり、練習する機会も増えたそうだ。

愛犬を見守りながら立てるキッチン


以前は壁があって閉塞的であったというキッチンは、壁を抜いて開放的になった。お子様が遊びに来た時には3人で立ち、スムーズにすれ違うこともできる。
「キッチンは空間にちょうどいいサイズを採用したらとても広くなりました。対面になったので、ワンちゃんたちが何をしているのか見えるのがすごく嬉しいです」

オープンなキッチンに奥様は、手元を隠すカウンターを付けるかどうか悩んだというが、
「大胆な気持ちになっちゃったみたいで、思い切って開放的にしました」と笑う。
いつでもキレイにしておかないといけないというプレッシャーは感じるが、抜け感が気持ちいいのでカウンターを付けなくて良かったと改めて実感しているとか。

クローゼットには遊び心と安心を

ご夫婦の服がすべて収まったL字のウォークスルークローゼットには、奥様の着物用の和箪笥や、旦那様の剣道やゴルフの道具もゆとりを持って収納されている。

寝室からの入口には奥様の希望でアーチを採用。
「遊び心を添えたかったんです。今は、このアーチを見るたびに嬉しくなっちゃいます」と笑顔。

クローゼットとリビングダイニングとの間に小窓を設けたのは通気のためかと思いきや、これもまた愛犬のため。
「リビングダイニングで寝ているワンちゃんたちの様子を感じたかったんです。具合が悪い時は特に気になりますが、小窓とアーチを通して2匹の気配が伝わるので安心して眠れます」と、愛犬に優しい眼差しを向けた。

和室と引き戸が美しい雰囲気を演出

着物の着付けをされる奥様は、愛犬がいるリビングダイニングから離れた玄関近くに和室を希望。砂壁のような質感のクロスを貼った和室には、長押の代わりにアイアンバーを付けている。
旦那様は床の間を望んだが、予算の都合で床の間ではなく板張りスペースに。
「材木屋のショールームで、スプーンカットしたような凹凸が美しい板を選びました。雰囲気がいいでしょう」と満足そう。

引き戸は和と洋の空間を仕切っているので、和洋どちらにも合うデザインを提案された。
「建築士さんが、私たちが雰囲気を大切にしていることをわかってくれて、雰囲気がありますねという言葉を使いながら常に好みに合うものを選んでくれました」
玄関側にも同じ引き戸を使ったので、リビングダイニングから廊下を見た時の景色がとても美しく、旦那様はその雰囲気がお気に入りだとか。

愛犬の暮らしと、年齢を重ねた未来を見据えて


「これからこの家で年齢を重ねていくので、実家での親の暮らし方を参考にしながら、年を取っても快適な家になるようにプランを考えました」と振り返る奥様。
玄関にベンチを造作したり、いずれ手が届かなくなるからと吊戸棚をやめたり。さらに、身体が弱ると開き戸が扱いにくいこともあるとご実家で感じていたので、ドアはすべて引き戸に。
また、インナーサッシも効果をご実家で実感していたうえに、補助金も出ることから迷うことなく取り入れた。

「私たちには犬が気持ち良く暮らせる家にするという目的があったので、その希望が叶って本当に嬉しいです。目的をしっかり定めると、より満足度の高い家になるのだなと感じました」と旦那様。
奥様も「雰囲気や遊び心を大切にしたいという気持ちを建築士さんが理解して、一緒に遊んでくれたのが嬉しかったです。
それに、少し未来を考えて新しい家を考えることも楽しかったですね」と続ける。

何よりも愛犬が楽しく過ごせればと顔を見合わせるお二人。その思いを知ってか、愛犬たちも広いリビングダイニングでのびのびとくつろいでいた。

BEFORE

AFTER

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