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  • 中期経営計画策定(後編)
  • リノベーションと
    向き合い続けた27年。
    循環型リノベーションモデルで
    ステークホルダーと
    共に新たな未来を拓く。
  • 代表取締役社長 俊成 誠司
  • 2022.08

インテリックスのあるべき姿

インテリックスは2022年7月に27年目を迎えました。事業開始当初は根強い新築信仰により、中古住宅はネガティブのイメージしかありませんでした。このような逆風下において、リノベーションした住宅をアフターサービスも付けて質を担保し、さらにはリノベーションを正しく世間に浸透させるために当社のノウハウを開示しながら、リノベーション協議会を設立し発展させてきました。お客さまへの信頼を獲得する取り組みを通じて、リノベーションの概念を大きく変えていったことが当社の一番の存在意義、社会的価値であると考えています。

この先のあるべき姿を考えるにあたり、大前提として、これからも安心して購入できるリノベーションマンションの取引市場をつくっていきたいと考えています。そして変動する社会の中で、これからも自分たちの存在意義きちんと示さないといけません。私はインテリックスのシンボルマークが大好きで、自分たちのDNAであるシンボルマークをベースとした循環型リノベーションモデルを描きました。

シンボルマーク:Intellexの中には「―」「+」「=」「×」が隠れています。

これは「取り除く」「加える」「そして」「倍の価値にする」というリノベーションそのものを表しています。

環境負荷の低減「―」と、QOLを高める「+」空間の提供へ

シンボルマークが示すとおり、私たちが社会に果たすべき役割は大きく4つあると考えています。まず「―」ですが、これは2021年から販売を開始した省エネリノベーション「エコキューブ」を普及させて、環境負荷の“低減「―」”を実現することです。これまでとは異なる環境面の社会課題を解決する新しいリノベーションの基準づくりに率先して取り組むとともに、他の施工会社にも「エコキューブ」を使っていただくことで市場は活性化すると考えています。すでに前期で約100物件の施工実績を積み上げる事も出来ました。特に「エコキューブ」が他の物件と異なる良さは、夏の暑い時期やじめじめした時期に体感すると明らかです。この夏の時期にいろいろなマーケティング戦略を打っていこうと考えています。

本格展開に向けてフランチャイズ展開用のグループ会社「株式会社リコシス」を設立して普及を促進していることもあり、加盟店も順調に増えています。これまでリノベーション協議会では当社の施工内容を標準化した適合リノベーション住宅(R1住宅)という基準を設けました。水回りや配管も含めてきちんとチェックされているという事で、この協議会のお墨付きであるR1住宅を取得する事で住宅ローンが優遇されるなどの品質の見える化が進んでいます。そこに新たにR1住宅エコという基準ができました。施工基準を明示したことで、業界内で「エコキューブ」を採用する動きもどんどん広がってくると思います。

「+」は、インテリックスの物件に住むことで生活する人が心身ともに豊かになれるように、生活する人たちのQOLを上げていく事が、この先創出してきたい当社の付加価値「+」です。お客さまがより良い生活を実現して、幸せになってもらえれば社員のモチベーションにもつながります。お互いにウィンウィンになるためにも、当社に期待される事を理解するアプローチはまだまだ掘り下げていく余地があります。

市場の透明性確保「=」と、ステークホルダーとの共創「×」

次に「=」ですが、不動産取引の透明性を高め、公正で誰もが安心して取引できる流通環境も率先して作っていかないといけないと考えています。そもそもリノベーション物件を専門に掲載しているサイトがあまりないので、当社は子会社のフリエで個人のお客さまが直接物件を購入できるwebプラットフォーム「FLIE」を立ち上げ、リノベーション物件の掲載数を増やしています。

物件を購入するまでのプロセスも次々に改善していきたいと思います。現在の物件内覧については、鍵の管理もセキュリティの不安があり、また不動産会社の立ち会いが必要となるため時間制限を受けます。そこで当社は、数年前からスマートフォンを用いて内覧を自由に、簡潔に出来る仕組みを研究してきました。現在は実証段階に入っており、「FLIE」で内覧したい物件を探してきて内覧希望時間を予約すればスマートフォン一つで現地を内覧できる新たな「セルフ内見」の仕組みが出来ました。もっとフリエの認知度を高めて、リノベーション物件のマッチングは「FLIE」で完結できる世界を広げて行きたいと思います。

「×」は、当社に関わる全てのステークホルダーと共創してリノベーションの定義を広げて行きたいと考えています。鶯谷でエリア全体の活性化を目指してコミュニティ型ホテルのLANDABOUTをつくったように、当社のリノベーションによって地域が元気になり、不動産の価値も上昇するような社会インパクトをもたらす様々な取り組みをパートナーと展開したいと思います。

「―」「+」「=」「×」をぐるぐると回す事で、「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」というビジョンを実現することが出来ます。初めは小さな輪でも、ステークホルダーと共に推進することでインテリックスの循環型リノベーションモデルを積極的に広げていきます。

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